ボラ活動のエコウオーク中に転んで左半身が打ち身になり体を手首で支えたため手首も打ち身で腫れあがり脛も強打で同じく腫れあがりさらに傷ができていました。酷く腫れあがった足首から脛までの赤味も引かず外科で見てもらい傷に穴を開けて赤身の原因の血を押し出して貰いました。その間抗生物質も服用。抗生剤の種類も変えてその治療が約2ヶ月続きました。
この病名は何と蜂窩織炎だったのです。
初めて聞く病名 友人がテレビで偶然この症状を見て教えてくれました。 身近では同じく仲間で高齢の方が同じような現象でその方の足をみると大きく腫れあがっていまいた。その方は白血球数も低下していて骨髄性白血病かもと話してくださいました。
蜂窩織炎とは、
皮膚とその下の組織に細菌が感染し、炎症が起こる病気です。蜂巣炎(ほうそうえん)ともいいます。皮膚の細菌感染症の中では、伝染性膿痂疹、丹毒などと並び比較的頻度の高い病気です。
はじめに患部の皮膚に赤み、腫れ、熱感、痛みが出現し、急速に広がります。発熱、悪寒、倦怠感などを伴うことも多くあります。足のすねの部分や甲によく発生しますが、他の部位に起こることも多いです。通常は同時に複数の部位に発症することはありません。
治療法:
抗菌薬による薬物療法を飲み薬または点滴で行ないます。蜂窩織炎の原因になる細菌には数種類ありますが、前述したように大部分は連鎖球菌とブドウ球菌です。通常の薬剤投与期間は5~14日くらいですが、炎症の程度、治療を開始した時期、原因菌、患者さんの免疫力などによって異なります。
軽症の蜂窩織炎は飲み薬で通院治療します。患部を安静にすること、氷などで冷やすこと、下肢に感染した場合は患部を高く保つことなども大切です。
発熱、倦怠感、関節痛など全身症状を伴う重症の場合、糖尿病や他の病気でステロイド薬を飲んでいて、感染が重症化する恐れがある人、免疫不全などを起こす病気で療養中の人、飲み薬でなかなか改善しない場合は入院して点滴で治療します。
(恩賜財団 済生会よりの資料)