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ジクトルテープ

椎間板狭窄症と圧迫骨折を持つ身は時々シップを使う。友人からジクトルテープを旅行をした際にもらった、初めて聞く名前のシップ薬ジクトルテープ。体のどこに貼っても良いという。旅行中故仲間に迷惑をかけることはできないので早速貼ってみた。その効果かどうかはわからないが痛みを感じることなく無事に旅行を終えることができた。坐骨神経痛が出始めたのでかかりつけの整形外科でこのテープとロキソニンの処方依頼するとこの2種の同時使用はできないという。このテープについては処方箋薬局で説明を受けて納得。

自分でも調べてみた。わが身には朗報のテープなので。がん患者さんの疼痛に使われていた薬が適用範囲が広がったのである。

販売開始年月: 2021年 5月

薬効分類名: 経皮吸収型 持続性疼痛治療剤

一般的名称: ジクロフェナクナトリウム経皮吸収型製剤

効能又は効果:

  • 各種がんにおける鎮痛
  •  腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群及び腱鞘炎における鎮痛・消炎

用法及び用量

  • 〈各種がんにおける鎮痛〉

    通常、成人に対し、1日1回、2枚(ジクロフェナクナトリウムとして150mg)を胸部、腹部、上腕部、背部、腰部又は大腿部に貼付し、1日(約24時間)毎に貼り替える。なお、症状や状態により1日3枚(ジクロフェナクナトリウムとして225mg)に増量できる。

  • 〈腰痛症、肩関節周囲炎、頸肩腕症候群及び腱鞘炎における鎮痛・消炎〉

    通常、成人に対し、1日1回、1枚(ジクロフェナクナトリウムとして75mg)又は2枚(ジクロフェナクナトリウムとして150mg)を胸部、腹部、上腕部、背部、腰部又は大腿部に貼付し、1日(約24時間)毎に貼り替える。

 用法及び用量に関連する注意

  • 〈効能共通〉 本剤投与時は他の全身作用を期待する消炎鎮痛剤との併用は可能な限り避けることとし、やむを得ず併用する場合には、必要最小限の使用にとどめ、患者の状態に十分注意すること。
  • 〈各種がんにおける鎮痛〉本剤3枚貼付時の全身曝露量がジクロフェナクナトリウム経口剤の通常用量投与時と同程度に達することから、1日貼付枚数は3枚を超えないこと。8. 重要な基本的注意
  • 〈効能共通〉 消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることに留意すること。